花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

後宮デイズ~花の行方~ 12巻

後宮デイズ~花の行方~(12)(プリンセス・コミックス)

後宮デイズ~花の行方~(12)(プリンセス・コミックス)

 

 12巻は木蓮と、故郷・巨門州がメインです。巨門州は七星国の北部の国境に面しているのもあり、外交問題なども織り交ぜながら進みます。ストーリーはベタだなと思う部分も多いのですが、簡潔に進んで治まるべきところに辿りつくから安心できます。木蓮とお相手の楡の見どころは従兄で年の差という関係性。狙っての変化球にならず、きちんと直球で萌えました。「兄様」と呼んで慕ってくれていた女の子を娶るんだから大変よね……年上の葛藤、大好物です。今まで後宮の妃たちは脇役だったので、外に出ちゃったら「後宮」じゃないじゃんって感じですが、一人一人新しい道に進んでいくので、読んでいて楽しいです。

もちろん、今回も後宮内の話もあります。芙蓉のお腹の赤ちゃんも順調に育っていて、花梨が嬉しそうにしています。次巻あたりでは生まれるかな? 楽しみです。翡翠の母の思い出も語られて、外伝は本編で描き切れなかった部分をフォローしていく役目もありますね。本編は少し駆け足な部分もあったからなあ。ダラダラしてなかったから、良かったんだけど、もうちょっと見たかったって部分もあったから外伝があって良かったです。

今回一番驚いたのは、予告です。次巻では、本編で早々に後宮を去っていった茴香が登場するみたいで、びっくりです。まあ、文曲州公の養女になった翡翠は彼女と姉妹になったわけですからね。でも、再登場はあまり期待していなかったので、かなり嬉しい。もしかしたら、桔梗も出てきたりして……ちょっと期待してしまうけど、流刑だからな。どうだろう。花梨も自分の未来を考え始めたみたいで、こちらもわくわく。13巻も楽しみです。

これから読んでみようかなって方は、電子書籍のほうがお得かもしれません。特典が付いてます。いいなあ。