花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

ドラマ「弱虫ペダル」を見ました

BSスカパーで放送されたドラマ版「弱虫ペダル」を見ました。

 

とても面白かったです!

 

母のテレビでスカパー契約をしており、BSスカパーはチャンネル契約をしなくても見られるとのことで、録画を頼みました。第1話は無料放送だったので、BS放送が見られる居間のテレビで視聴しました。酔っぱらって見てしまったのもあってか、うわーこれを毎週見るのはきついなと思ってしまいました。マンガのノリをドラマに持ち込むのは難しかったのかな? と考えつつ、母に「もう録画しなくていいよ」と伝えたら、「せっかく放送してるんだからいいじゃない」と継続してくれました。4話放送後、いったんDVDにダビングしてくれたので見たのですが、1話切りをしなくて正解でした。今週、やっと最終回まで見終わりました。これもすべて母のおかげです。

 

鳴子くんがすっごく良かったんだもの!!!

 

2話で登場してすぐに「鳴子くんだ!」と違和感なく受け入れられました。一話で微妙だなと思った小野田と今泉も気にならなくなりました。最初はちょっとやぼったい髪型だった今泉もすぐに直された感じだし、どのキャラも初登場のシーンはまんが・アニメとのギャップに一歩引いてしまうのですが、気が付けば普通に見てしまっているから、自分でも面白い気分になります。ドラマ版はこうだ! と雰囲気や流れが掴めた感じで、ドラマは見る側も慣れが必要かな思ったりします。

 

舞台版はアニメ放送時のスポットCMでしか見たことがなく、ドラマを見るまで役者さんとかその他もろもろの知識がほぼない状態で見たのも良かったのかもしれません。私は原作・アニメともに1年生トリオが好きなので、ドラマ版の3人も素晴らしくて大変満足しているのですが、調べたところによると今泉・鳴子はドラマからの新規キャストなんですね。他のキャストも代替わりしていたり、ドラマ版で違っていたりで、舞台版がお好きな方には思うところがあったかもしれませんが……。

 

回を重ねるごとに楽しく見ましたが、欲を言えば、キャストの見た目はもう少し何とかして欲しかったな、と思いました。巻島の髪の毛が妖怪みたいですごく怖かった。もう不自然でも真緑で良かったんじゃない。真波も役者さんが多忙なのか顔に疲れが出ちゃってたな……。でもそのくらいです。巻島は髪の毛以外、スタイルも演技も巻島で素晴らしかったです。ほんと驚いた~しゃべり方とか、一歩違えばただの変な人になってしまいそうなところを自然に演じていてその上かっこよくて、ちょっと感動すら覚えました。

 

パーマ先輩が別人だったけど役者さんが良くてこれは有りかなと思ったり、幹綾コンビが可愛かったり、監督の置物感が増していたり、小野田のはわわ感もマイルドになって気になりませんでした。御堂筋が妖怪ではなく人間だったしww小野田のお母さんがふせえりさんで登場するたびニヤリとしてました。原作のキャラに寄せつつ、実際どうやって演じていくかって難しいと思うのですが、特にドラマ版ですごいなと思ったのは、役者が自転車に乗って演じていたことです。いやそういうドラマだろって呆れられてしまいそうですが、自転車をこぎながら演技をしているから、ちょっとした動きがリアルなんですよ。いつの間にか少し口を開けていたり、一瞬見せるちょっと苦しそうな表情、セリフをしゃべっているときの息づかい、自転車の動き。アニメでもそういったシーンや演出はたくさんあったけど、生身の人間が演じている無意識の仕草や表情が見て取れるんです。実写版ならではの臨場感があります。レース中など、自転車に乗りながらの会話は景色と合成になっていて、役者に配慮して危険を回避しているのが分かります(逆に安心する)。結構アニメっぽい感じでCGを使ってて笑ったりもしましたが、下手にカッコつけてなくて、まあ見終わってから考えればあんな感じで演出するしかないですかね。弱ペダらしいと言いますか。ただ、サイクルセンターとはいえ、真っ暗なコースを走るのは少しハラハラしました。あと単に見えにくかったです。天候にも左右されながらのロケの多い撮影で役者が自転車に乗って演技。とても大変だったと思います。

 

原作、アニメで見てもあまりいいシーンではなかった1年前のインターハイのレースですが、ドラマで見たらやっぱり良くなかったです。転んだ金城の流血箇所が生々しく、あれで大会全体で問題にならなかったなと疑問しか感じられませんでした。実写だから余計に気になりました。箱学との関係や2人の主将の因縁を印象付けたかったのかもしれませんが、それで「俺たちは強い」とか言われましても……何を言ってるんだお前にしかならないよ。ちょいちょい挟み込まれる箱学のシーンも、真波以外は見せ場があるわけでもなく、原作を知らずにドラマだけ見た人には福富はダメな奴にしか見えなかったでしょう。キャストがイメージに近かったので、もう少し見たかったし、レースも見たかった。ドラマの回数の都合もあるけど、このあたりは全体的にもったいなかったですね。

 

しかし、ドラマそのものは小野田が今泉と出会い、自転車部に入部、合宿を経てインターハイ初日にたどり着くまでを丁寧にえがいていました。続編となると、レースシーンがメインになるから、役者への負担も増えて難しいかもしれません。小野田が主人公であることを念頭に置くと、良いところで区切ったと思います。「俺たちの旅はまだ始まったばかり」な終わり方だったけど、ワクワク感のあるさわやかないいラストでした。この後すぐ落車するんですけどね。個人的には続編は望んでいませんが、箱学とか京都伏見との対決は見てみたかったですね。楽しいドラマでした!