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花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

【愛蔵版】「罪の華エンド」をすべて見ました

はあ……。

罪の華エンドを全員分見ました。

 

しんどい! キャラにもよるけど、これはしんどいよ~!!

殺し愛だったり、二人で闇堕ちだったり、一切の萌えが排除されているものまで、バリエーションに富んだ内容でした。こんなの見たかったんだ! ってのから、これは辛いだけだ……と頭を抱えてしまったり。バッドエンドなどではない、新たなルートの開拓により、「下天の華」という作品の幅が広がったなと思います。ただ、キャラによっては「デンジャラスラブ」という気持ちにはならなかったな。しんどかったけれど、そこから生まれる萌えや考察もあったりして、罪の華エンド大変良かったです。素晴らしい愛憎劇だった! 受け手によって解釈も変わりそうで、誰かと話したくなるストーリーでした。なんともはや。

 

感想は後回しにして、ルートの入り方について書いておきます。

 

罪の華エンドに入るには、恋愛フラグは折らずに、3話の蛍狩りのイベントまでに目当ての攻略キャラを疑念4にしておく必要があります。3だと選択肢が出ませんでした。蛍狩りのあと、4話の庭園イベントでの選択肢までに疑念を下げてしまうと、ルートから外れてしまいます(庭園または屋根で百地が出てくると失敗、別のルートに進みます)。罪の華を見る場合の疑念は4をキープしてください。幻術にかかっても伊賀の選択肢までは元のルートに戻ることが可能です(普通の枠の選択肢が出ている間)。ここを過ぎると完全に罪の華エンドに入ります。個別です。私は庭園のところでデータを分けました(あとで恋愛・姫ルートを見る用。コメントを書いておくと良いです)。

 

百地でルートに入るには、修行をいっぱいして普通に攻略していれば3章で選択肢が出ますので、そのまま選んでいってください。今ちょっと検索してみたら「誰でもいいから同時進行で疑念を4にしておいて、蛍狩りでルート選択をしたら、そのキャラのフラグを折る」と見たのですが、私は師匠のみ(誰の疑念も上げていない)で大丈夫だったので、ちょっと定かではないです。百地は2週目からの攻略キャラですので、お間違いなく。信行・百地以外の誰かの恋愛・姫エンドを見ておいたほうが良いのかな?

 

※ここからネタバレ込みの感想です。

私の攻略順はこんな感じ。

秀吉→信長→信行→蘭丸→百地→光秀→家康

 

 

光秀えええええええ!! 兄様ああああああああ!

 

 

・・・・・・ということで、秀吉ルートを見てから2人目の信長を見たのですが、罪の華エンドもストーリー自体は共通でしたね。ほたるの犯してしまった罪に対して、愛を育んできたキャラがどう行動するか、どんな結末にたどり着くのかが見どころ。ほたるが闇堕ちすることで、男性キャラ達にも隠された闇が露見していく。無印と夢灯りで対になって踏襲した個別ストーリーでも感動したのに、罪の華エンドも恋愛ルートから兼ね合いというかねーよく出来てるよ!

 

秀吉同様、情報がなく行動が読めなかった家康を最後にすることにして、ある程度情報が出ていて想像がたやすかったキャラを間に挟みつつ見ていきました。全体的に淫靡な雰囲気が漂っていて、言葉や表現で魅せてくるのが想像力をかきたてられます。下天の面白いところはほたる、または攻略キャラの死亡・心中エンドがないこと。あ、今回はじめて死亡エンドがありましたが、ほぼない。個別ルートで死亡のバッドエンドがないんだよね。このエンドのために登場した武田・百足衆のゲジメは秀吉ルートではただ幻術を使うだけの人だったのに、別のルートでは信長に特攻して死亡するなど、地味に炸裂してましたね。声はどなただったのかな?

 

こんなのが見たかった! という大変好みのエンドだったのは信行と百地。信行ルートの二人で闇に堕ちていく様は「罪の華」を体現していたなと思いました。本能寺の炎上エンドと違って、信行が生きて信長を追い詰めているのが新鮮に感じました。キャラソンの歌詞がわりと罪の華でもあいそうだけど、曲調が合わないかな。百地との逃亡はスチルがすごく好きでした。後ろに隠れるほたるがかわいい! 申し訳なく思い続けるほたると、すべてを受け止め共に生きる百地に忍びとしての悲しみを見ました。海を渡って2人で暮らしてほしい。何年逃げてるんだろう……。

 

異色だったのは蘭丸だったかな。このエンドによって、下天の華シリーズを通して初めてほたるが命を落とした・・・…よね? 椿の花びらを血に見立ててるのが美しく儚いのが見ていて辛いスチル。主君にも自分にもほたるにも真面目で純粋だから、だからこそ蘭丸だからこその結末でしたね……罪を背負って生きていくのね……蘭丸。恋愛エンドのピュアできらきらしている2人との落差が怖いくらいです。

 

うーん……と思ったのは、信長。他のキャラが濃かったので、逆にさわやかな印象になってしまったw イメージ通りの展開でしたが、闇堕ちしているほたると信長が楽しそうで何よりです、みたいになっているのがね~。下天本編って時間の流れが短いけど、いきなり数年後に飛ぶのもどうかなと思う。スチルがかっこいいね。闇堕ちしたほたるがかっこいい。何かばっさばっさ任務に邁進してそうだ。このルートが「デンジャラスラブ」な雰囲気があったなと思います。

 

一番しんどくて、えぐい内容だったのは光秀でしたね。スチルや音声が少し公開されていたので、イメージ膨らませていたのですが、そんなの全然比じゃなかったです……いっちばん辛いし、えぐいったら何の(2回目)。でも、ここまでしっかり「くのいち」としての職務を果たすことになったほたるを見ることになるとは……中途半端ではなくガツンと見せてきたのは凄いなと思いました。表向きは姫として嫁ぎ、妹姫のまま光秀の相手までしているんですね。これ見せ方間違えたらCERO上がってたよね……下天らしく下品な表現にならないのが素晴らしいな。でも、えぐいし辛いよおお~。心を許さなくなった光秀と知るすべを失ったほたるの関係が悲しいな。そりゃ、ほたるの目も死んじゃうよね……。

 

最後に見たのは家康。途中までは蘭丸と似たエンドかな? とハラハラしましたが、思わぬところに着地してビックリしました。こういうエンディングは嫌いではないです。家康は「ほたる」の存在を消したのだね。ほたる……桔梗は記憶を失ったことを知っているし。それがあるから、より悲壮さが際立っていた感じがします。家康が飲ませた薬は何だったんだ、あれ。毒殺に失敗して命は取り留めたけど、記憶はなくしたってことなのかな? 家康は優しさの中に芯の強さを秘めているので、どんな形でもほたるを受け止められたのだろうと思います。この辺が蘭丸との違いなのかな。ただ、ほたるが記憶を取り戻してしまった時に、家康がどんな行動を起こすのか。これを考えるとやはり闇は深いですね。

 

秀吉のも見返したのですが、ほたるはすべて「役目」として与えられないと生きていけなくなっているから、秀吉との関係性が変わっても「役目」としてしか受け入れられないのかなと思ったり……はあ。秀吉と家康って似てるなって思うんですよ。外見ではなく内面が。優しさと強さを持っていて、臨機応変に対応できる。だからどんな形でも、ほたるをそばに置いておきたいと思ったのかなって。でも、生涯一緒に過ごしても、囲うだけなのかもしれない。飼い殺し状態。秀吉はあんなに忍び以外の生き方を説いていたのにね……。

 

下天の華が発売して3年ちょっと経って、新たにこんなエンディングが追加されるのはすごいですね。はーいろいろ考えてしまう~辛いと思っても見返してしまう、ちょっとほの暗くて切なくて中毒性もある。素晴らしかったです。でも、やっぱりしんどいな。