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花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

「GROUNDLESS」の萌えどころ

GROUNDLESS : 3?死神の瞳? (アクションコミックス)

GROUNDLESS : 3?死神の瞳? (アクションコミックス)

 

去年、Amazonをだらだら見ていたときに、行きあたったまんがです。結構前にあるニコ生を見ていたら、生主がアツく紹介していたのを思い出したので買ってみました。  

疫病や封国により物資欠乏状態に陥ったアリストリア島。 大陸系(白人)の統治の下、複数の血統が混在していたこの島で 状況を打開できない政府に対し反乱が起こり、紛争状態に陥る。 - COLDTURBINE - 作者・影待先生のサイトより引用。

アリストリア島の中でもいくつかの民族が存在し、さらに混血の人々もいたりで島の内情は複雑な形勢。物語の幕開けに登場する女性・ソフィアも混血であったことで差別されながら育ち、やっと手に入れた幸せも失ってしまいます。

ストーリーについては、ほかの方のブログやAmazonのレビューを見るのがいいと思います。多少のネタバレはありますが、私が説明するよりいいよね(ヘタだから)。秀逸なレビューが多いです。私も参考にさせていただきました。購入の際は2巻まで買うのがおススメです。1巻は序章のような感じで、本編は2巻から、という印象が強いです。

絵柄は古き良き時代のまんがを彷彿とさせるバタ臭さを残しつつ、思い切りのいいデフォルメ感と視点がいい感じです。目が大きくて可愛らしさも目立つのに、ストーリーは硬派なゴリゴリの戦争ものであり、群像劇。そのギャップも見どころです。肌の色が濃すぎるのが難点ですが……。3巻の途中から線画がシャープになってきている感じがします。 そんな漫画で独りひそかに萌えている設定があります。

上に貼りつけた3巻の表紙を見てくれ! 右の女性が狙撃兵のソフィア、左がサポート役のモンドです。隻眼のソフィアは狙撃の際、完全に丸腰になってしまうので、身辺すべてを守り支えるのがモンドなわけです。本体と別行動だったりして2人だけで行動することが多く、モンドは未亡人で心を閉じがちなソフィアに精神面でも寄り添うことがあります。絶望の淵にいたソフィアにモンドがやさしく諭すんですよ。そして、モンドの手も若干震えている。明日も分からぬ状況下で生きているなかで、静かに流れる2人だけの時間に、独りニヤニヤして読んでました……が、ソフィアとモンドは今のところ仲間以上の関係はありません。これから2人の関係が進展するのか否か、すごーく気になっています。物語の最後の最後にくっ付くくらいで丁度いいと思いますが、今のところそれどころじゃないですね……。しかたがないので、一人で妄想しています。

島を支配する大陸系や街の自警団、解放市民とたくさんの人物が登場しますが、特定の人物をひいきすることはなく描かれているのも特徴です。ソフィアに対しても仲間内で評価が分かれており、敬愛する少女もいれば辛辣な衛生兵もいます。味方にとっては「勝利の女神」ですが、敵から見れば「最低最悪の外道猟師」でしかありません。作者が特定の組織や人物に入れ込んでいない群像劇になっています。話の都合上、キャラの登場頻度は変わってしまいますが……5巻現在ではソフィアとモンドは多めです。 ソフィアを慕うローサという女の子が可愛くて好きです。彼女が一兵士として成長していくところは手に汗握りました。ニコライさんいい人だったんだなあ。もうすぐ6巻が出るので楽しみです! 書店の特典とか気にせずガンガンお知らせしていった方がいいと思いますよ! 影待先生!