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花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

外伝開幕だけど、11巻 「後宮デイズ~花の行方~」

漫画
後宮デイズ?花の行方? 11 (プリンセス・コミックス)

後宮デイズ?花の行方? 11 (プリンセス・コミックス)

 

 本編が終了して外伝の連載になり、サブタイトルも変わったので、単行本は1巻から改めるのかと思っていたのですが、普通に11巻でした。しかも普通に10巻の続き。本編からの完全なる地続き。外伝だから時系列をとっぱらって七星国の過去も未来も語られていく方式だと思っていたのに、私の早合点および妄想でした。どうすんだ、10巻発売時の感想は!!

それはさておき、外伝です。やっと後宮内のお妃様たちの話がメインで、タイトルらしくなってきました。当初6人いた妃は不祥事と反乱への加担で2人減りましたが、その後、翡翠が加わり現在は5人。1話では翡翠を中心とした後宮の日々がえがかれます。皇帝にふさわしい女性になろうと頑張る翡翠や、妃たちの交流もあったり。牡丹と翡翠は直接の接点があったわけではなかったので、仲良くなっていく過程があって今後どうなるのかなと読んでいたら……。ラストでまさかの「妃から自主的に離縁を申し出れば受け入れる用意がある」とのお達しが。ここから本格的に外伝がはじまります。

流星と翡翠がメインにならないから「外伝」なのだろうけど、何か普通に本編の11巻という感覚しかありません。 1巻は牡丹の里帰りと恋の行方がメインです。前の感想で外伝は牡丹の話が見たいと書いたんだけど、さっそく読めてしまいました。恋のお相手が意外でした……!本編でひそかに登場しているとのことで、あとで探してみよう。仲の良かった桔梗からもらった首飾りを大切にしていたり、桔梗の芯の強さにあこがれていた牡丹の想いがひしひしと伝わり、ただ後宮をでて恋をする話ではない、牡丹という女性を掘り下げる話になっていたなと思います。他のお妃も語っているけれど、彼女自身が周りに自分の出自を見せておらず隠していたあたり、周りからの期待や国を背負っている葛藤をもって後宮に来ていたんですね。可愛いだけではなかったのね。結婚相手とその後も、もしかしたら見られるかもしれませんね。場所的に。

牡丹の話が読めて嬉しかったんですが、5話目の芙蓉の話でびっくりしてしまいました。まさかのご懐妊! ぎゃーそう来るか……!! 外伝だけど、やっぱり本編のつもりになってしまうな。黄道は限られた人たちしか存在を明かされていない「皇帝」だったけど、芙蓉が受け継いでいってくれるのかと思うと嬉しいです。お妃としての役目だけじゃなくて、芙蓉は黄道のこと好きだったのかなって思うと切ないです。あと、黄道も渡ってただけじゃなくて、ちゃんとやることやってたんですね……もともと体が弱かったから形だけかと思ってたよ。ふたりは七星国のために、皇帝と妃の役目を全うしてたんだなあ。 後宮に残る翡翠と芙蓉、故郷に戻った牡丹。木蓮と花梨はどんな選択をするのでしょうか。木蓮は予告に登場していますが、それが婚礼シーンでどんな話になるのか今から超楽しみです。お相手(仮)は従兄弟か……。花梨はどうするんだろう? 

個人的には11巻が一番面白かったです。それはもちろん、10巻まで読んできたからなわけで、最新刊が一番楽しいって、とても良いことですよね。でも、この描き方だと大人になった日雀は見られなさそうだね。 11巻は電子書籍だと配信元ごとに特典が付くみたいです。コミックナタリーでサンプルが公開されてるんですが、種類が豊富だ! 電子に力を入れてるのかな。いいなあ。

5月6日発売のプリンセス6月号では10.5巻が付録になるようです。前に0巻ってのもあったんですよ。

 

カバー付きで薄い単行本といった感じ。0巻に掲載のまんがは9巻に収録されました。子どもの流星と棕櫚のまんがです。毎月の連載と別に冊子の準備って、すもも先生は大変なのでは……頑張ってください。ほんと楽しみにしております!