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花火ノート

オタク女の独りアーカイブ

「百花百狼」が面白かったので感想とか。その2(ネタバレあり)

その2はストーリーと個別ルートの話を書きました。ネタバレがあるので、閉じてみました。 攻略順はこんな感じ。

半蔵→蝶治郎→黒雪→月下丸→五右衛門

攻略制限はなかったのですが、五右衛門が本命でなければ、最後の攻略をおススメしたいです。逆に蝶治郎と月下丸は間に遊んだほうがいいかな。一番初めにはおススメできないかもです。個人的には私の攻略順は結構いいかなと思うので、良かったらこの順番で遊んでみてください。蝶治郎と月下丸は逆でもいいかもです。

「五右衛門を最後に」と書きましたが、とてもきれいに終わって爽やかな気分で萌えられたので、最後の攻略に合ってたんじゃないかなと思います。半蔵が好きだと書いていますが、一瞬、五右衛門に落ちかけたもの……!!!!!そのくらい良かったです。

キャラによってストーリーが変わり、多くの死者が出る月下丸・蝶治郎サイドと、みな生きている半蔵・黒雪・五右衛門サイドに分かれる感じでした。死んでしまった秀吉を継ぐ、秀頼の後見人争いに巻き込まれてしまった槐と甲賀の忍びたちの宿命は「甲賀忍法帖」を彷彿とさせる忍びらしいストーリーでしたが、攻略対象やサブキャラが死んでしまうのはかなりショックでした。みんな好きだからさー!半蔵を見てからの蝶治郎の落差に驚いたよ。その1で苦手と書いたシーンですが、攻略していくうちに秀吉がほんとだめになってしまいました。最初は晩年の秀吉かーと普通に見ていたのですが、蝶治郎ルートを見てからもうね。じつは存命していたルートの場合は敵側として描かれているし、三成も無能だわ淀も何かするかと思ったら特になかったし(五右衛門ルートくらいか)、このところ木下とか羽柴のガッツのある武将として出てくる作品ばかり見ていたので、豊臣時代に触れたのは久々でした。ただ死んでしまうルートもあるからあんまり悪く話言いたくないけれど、苦手でした。でも、このゲームは慶長3年の春ごろの話なんだよね。月下丸のラストで秀吉が亡くなったと出てくるけど。だから、駆け落ちエンドのようになったキャラも、そんなに逃げ回らなくてもよくなるのかなと思いました。FDは出ないかな。秘かに待ちたいと思います! ここからキャラの感想を。

 

服部半蔵

購入前から気になっていたので、半蔵から始めました。好感度が全然ないなと思わせる状態から、半蔵と相思相愛になるのがたまらなかった……!デレ顔を見たときは爆笑してしまった。お前!! そんな顔するのか……! 爆笑している脳内ではアドレナリンがぶしゃーって出ていたと思う。槐も足手まといにならない様にと、こっそり修行をはじめて頑張るし、半蔵も手伝うようになるしで、このルートの槐が一番好きだなあ。デレた半蔵がもうおかしい。デレデレ過ぎるだろうが!! 16歳と33歳ですよ。わー! 相手のことが好きなんだと自覚するシーンとかちょっとずつ距離が縮まっていくのとか、ほんと好きでした。ハッピーを見てからスチルがひとつ埋まらなくて、バッドエンドなのかと思ってみたのですが、こっちも好きだった。語弊があるけれど、2人で死んでいくスチルが儚くて好きでした。他ルートではサポートで出てくることが多くて、半蔵が死んでしまうルートはなかった。さすが最強の忍び。家康とのやり取りも楽しかったです。家康が「嫁でももらって戻ってきなさい」って言うけど、脇で見てたら面白いって思ってそうだねww髪型が変わる立ち絵も好きです。

・百地蝶治郎

元伊賀の忍びというのもあり、心を開かない頑なな兄様で槐が引っ張る恋愛ルートだったなと思います。半蔵ルートで離れていても皆幸せに暮らしているところを見たので、殺し合いに発展してしまったことに驚きました。猿之介と伽羅が両想いだったことにびっくりしつつも、埋葬の際に死んだ二人の手をつないであげる槐に涙。月下丸も死んでしまうしね……。ルートに入ったのに肝心の蝶治郎が出てこなくて、好感度だけ上がっていたのはオカルトっぽかったです。拳をに握るときも縄で縛るときも同じ効果音なのが気になりました。槐が悔しさで握りこぶしを作るときの力強さったら! 辛い道を歩んできた蝶治郎を槐が包む感じで良かったです。半蔵のようにデレッデレにはならずに少しずつ槐を受け入れている感じが蝶治郎らしい。里がどうなるのかなと思いつつ、二人で暮らしてくれると良いな。慶長3年だし。バッドエンドは辛いだけでした。スチルはきれいでしたが、秀吉が苦手になるだけのエンディングでした……。ルートも好きだけど、個人的には兄様としての蝶治郎が好きかなと思ったりします。他のルートだと優しく見守ってくれたりしますしね。

・黒雪

先にクリアしたルートではとにかく槐を助けてくれた黒雪。でも思わせぶりなセリフもあったり、心に影を持っている雰囲気が気になったので、3人目にしました。術の習得のために辛い環境下に置かれていた黒雪。途中、中々のヤンデレぶりで「これハッピーエンドはどうなるんだろう?」と気になるルートでした。ものすごい闇属性……中盤、槐の依存や黒雪の愛が怖かったりもしました。このゲーム、槐の父親がひどすぎるね!術を取り巻く話で忍びらしくて良かった。無事にハッピーエンドでみなに見送られつつの旅立ち。黒雪ルート、とても良かったです。リップ音だけじゃなくてちゅーしてるスチルを見たかったんだけど!最後は優しさに満ちているのがいいですね。バッドエンドはやっぱり悲しいね。槐がいなかったら黒雪は生きていけないんだろうなあ。他のルートではとにかく槐を助けてくれて、本当に槐のことが好きなんだなと思いました。8年里を離れていた秘密を匂わせるセリフや行動があって、ルートで明かされるのが面白かった。里に帰って暮らすことはあるのかな……。五右衛門ルートだと、どこに行ってしまったのだろうか?

・月下丸

個人的に物足りなかったルートでした。月下丸自身に秘密があることもあって、詰め込んだ設定を追っている感じで駆け足っぽかったかな。月下丸だけ倍のプレイ時間があっても良かったかも……。ラストはとても良かったし、タイトルの意味も分かるし、もうちょっとどうにかならなかったかな……。少しの間、2人で暮らすところとか好きなシーンもたくさんあったのですが、うーん。月下丸のルートも楽しみにしていたので、少し残念でした。槐のために命をかける月下丸は素敵でした。他ルートでの月下丸はもっと素敵でした。黒雪と言い、この兄弟は自分のルート以外で輝いている気がする……。槐を助け、身を引くこともあったり、命をかけて守ったり。従者馬鹿と伽羅に言われていますが、ちょっと過剰で真面目なところがとても良かったです。驚きの反応が多かったですね。黒雪と違って術をかけられているのが全然分からないけど、行き過ぎた行動や、槐が誰かに恋をしているのが分かると身を引いているところとか、あの術の効力と見ていいのかな。バッドエンドが思っていたところより前にあったので、私もびっくりでした。半蔵ルートの月下丸との別れが好きです。全体的には良いキャラだよね。従者の月下丸、凄く好きだ。

石川五右衛門

実はあまり期待していなかったキャラでした。他の4人と違う雰囲気のキャラだし、五右衛門は初めから槐に対しての好感度が高かったと思うので、どうなるのかなと。大坂から一緒に逃げて、ちょっとずつ心を通わせて、でもすれ違ってしまったり……くー!意外と王道、でもラストの楽しさと爽やかさ、2人仲良く夫婦になるとかワッショイって感じでした! どんちゃんしてた! 「石川五右衛門」というキャラらしい、とても良いルートでした。バッドエンドがほかのキャラと毛並みが違っている感じ。計画していたことが思わぬ形で失敗してしまうとか……泣いている五右衛門の姿が切なかった。結構、苦労人だったなあ。他のキャラルートだと、のらりくらりと出てきて、面白いキャラでした。ボーナスシナリオの半蔵と蝶治郎との子供のころの話が凄く好きだ!2歳の蝶治郎を半蔵が世話をしていたとか笑える。思っていたより懐が深くて良いキャラでした。一瞬、心奪われそうになりました。わー! 釜茹で関係が出てくるかと期待したけどなかったww